用宗の古民家を一棟貸の宿にリノベーション、現況レポート! 日本色

屋根の解体が始まりました。

瓦の下はなんと土葺きとなっていました。

現代では土と瓦の重量や施工の難しさからなかなか見られないものらしいです。

貴重な光景でした。

こちらは屋根の瓦です。

６０年以上の使用に耐えるだけあって、持ち上げてみるとずっしりと重くて重厚感のあるものでした。

現在の住宅の寿命は30年程度と言われる中、こうして長い年月が経ってもしっかりとしている古民家をみると伝統技術の素晴らしさを改めて感じます。

今日は良い天気だったので骨組みだけになった屋根の先の空がとても爽快でした。

まるで、これから生まれ変わるぞ！という古民家の気分を反映しているようです。

解体工事もひと段落してこれから新しい姿に変わっていくのが楽しみです！

床の工事も順調に進んでいます。

毎日頑張って工事を進めてくれる大工さんたちには本当に感謝です。

道路を挟んで向かい側の棟もいよいよ着工です。

これからは計3棟の工事を同時進行で進めていきます！

こちらは解体前の様子です。

構造が非常に良い状態だったので、補強も多くは必要ないそうです。

他の2棟とは異なる趣を持っているので全く雰囲気の違った棟になるそうです！

現場は日々変化していきます。

解体工事はとても早いので解体中の姿を見学できるのは残り少しだと思うと名残惜しいです。

解体では今までの歴史を感じながら記事を書いてきましたが、これからは新しい姿に変わっていく瞬間を随時アップしていきます!