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富士山クリーンプロジェクト2013

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富士山クリーンプロジェクト2013
13.11.12
今年も行ってきました「富士山クリーンプロジェクト 2013」
去年の様子はコチラ
今年、富士山が【世界文化遺産】として登録されたのも皆さんの記憶に新しいのではないでしょうか。
ところが、ごみ問題は未だに解決されていないのが現実...
私は今回このプロジェクトに参加し、大量ゴミを目の当たりにしたとき、一人の日本人としてとても情けなくなりました。一日も早くごみ問題が解決し、綺麗なままの富士山が世界遺産として残るよう願うとともに、自分たちでできることはこれからも積極的にやっていきたいと思いました。
それでは、今回の様子をレポートしていきます。
台風の影響で前日まで続いていた雨も当日には上がり、足元は悪く寒かったのですが無事に開催できました。
2006年から続いている本プロジェクトも今年で7年目に突入。毎年参加者が増え、今回は180名近く集まりました。また、世界遺産効果なのか?募集からすぐに定員オーバーし、100名近いキャンセル待ちが出たそうです。
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協賛した企業様は下記の通り。錚々たる企業が集まる中、当社も小さく(笑)
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ゲストにアルピニストの「野口健」さんを迎え開会式でスピーチをして頂きました。
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TVの印象通り気さくで、面白おかしく話してくれる野口さん。
その中でも特に印象に残った話は
「富士山が世界遺産になって終わりではない。綺麗な環境を保てなければ取り消される可能性もある。つまりこれは我々日本人が"試されている"ということです。そして綺麗な環境を保つには地元の方々の協力が必要です。」ということでした。
富士山が世界遺産となり、世界中から観光客がたくさん来てくれれば日本経済は少しは豊になるのかなぁ。その程度しか考えていなかった私にとって、改めて痛感する機会ととなりました。
開会式の後はトレッキングの開始。
グループごとに分かれて「富士山クラブ」のスタッフの方がアテンドしてくれました。
標高1100~200m付近の富士山南麓をトレッキング。
まだ一部でしたが、紅葉がかった様子も拝見できたのは嬉しかったです。
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富士山を実際に歩き「見て」「触って」「感じる」
素晴らしい自然を体感することができました。
私は普段静岡の街中で仕事をしているせいか、こういう自然の中に来ると改めて空気が美味しいなぁと感じました。
これだけでも十分来る価値がありました。kuriin5.jpg
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昼食後はトークセッション。
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(左から、富士山クラブ大井さん、野口健さん、静岡県富士山世界遺産課小坂課長)
それぞれの立場から富士山が抱える問題と今後に向けての課題をお話しいただきました。
皆この富士山を未来に残していきたい気持ちはひとつですね。
そして、午後はいよいよ清掃活動。
野口健さん曰く、最近ではめったに見ないすごい現場...
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現地につくと、ものすごいタイヤの数でした...
あまりに酷くて言葉を失いました。
さらに、前日の雨で地面は悪く、タイヤの溝にも水が溜まっているという悪条件付き...
とはいってもここまで来たらやるしかありません!!
タイヤは列を作り転がしながら。
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タイヤ以外のゴミも沢山ありました。
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みなさんの頑張りによって数時間でご覧のとおりゴミひとつ無く綺麗な状態に。
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ものすごいゴミの数に体の疲労感はすごかったですが、それと同じくらい達成感と、清々しい気持ちが味わえました。
富士山はゴミ問題以外にも登山者のマナー問題やシカの異常発生による生態系の崩壊などたくさんの問題を抱えています。さらに、世界遺産になったことで海外からの登山者も訪れ問題は大きくなる一方です。
最初に野口健さんがおっしゃっていたように、今後も私たち地元住民が協力して富士山を守って行かなければいけないと思いました。
こういう機会を与えてくれた本プロジェクトに参加できてよかったです。
来年も当社は参加する予定です!ぜひ皆さんと一緒に参加できる日を楽しみにしています。
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