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一棟貸しの宿「日本色」 新棟計画 nihoniro2024

一棟貸しの宿「日本色」 新棟計画
一棟貸しの宿「用宗日本色」新築計画【nihoniro2024
  •  [地域活性化]  [リノベーション]  24.04.26

いよいよ解体工事が着手しました。

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ただ壊すのではなく最後の完成像をイメージしながら職人さんと相談をしながら慎重に作業を進めていきます。

古民家改修において、工事区分の中で最も最初に取り掛かる工事でありながら、最終の意匠に結びつく最も重要な作業となります。

当初計画をしていた天井部の躯体表し箇所は実際に解体を行うまで生かせるかどうかの判断はできません。

期待と不安が募る中で慎重に作業を進めていきます。

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大屋根部の骨組みが露わになりました。

雨漏り箇所もなく、古民家ならではの丸太状の梁が綺麗に残っていました。

完成時のイメージも具体的に沸き、少しだけほっとした瞬間でした。

そんな気持ちもつかの間でした。

解体工事を進めるほど、予定をしていなかった問題が次から次へと発生しました。

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床組み形成する木材は自立しておらず束石の上にのっているだけの状態

増築をしていた箇所は雨漏りが激しく屋根は腐食

建物全体は大きく傾いているといった大きな問題ばかりが明らかになりました。

工事を進めるごとに1つ2つと問題は増えていくばかりでした。

その都度、今後の工事の進め方を見直し、職人さんたちと相談を繰り返し判断をしていきました。

毎日が不安と緊張の連続です。

それでも、丁寧に作業を進めていただいたことで、対応すべき問題が明瞭となり次の工事へと引き継ぐことができました。

続いては大工工事に取り掛かっていきます。

更なる変貌をお楽しみに。

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