一棟貸しの宿「日本色」 新棟計画 nihoniro2024
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24.06.12 -
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一棟貸しの宿「日本色」 新棟計画
一棟貸しの宿「用宗日本色」新築計画【nihoniro2024】
- [地域活性化] [リノベーション] 24.06.12
足場をかけ、いよいよメインとなる大工工事となります。
既存の屋根を残した状態での工事ということもあり、仮の補強をしながら慎重に作業を進めていきます。
まずは外壁下地となる構造板を貼っていく作業を!と生き込んでいた矢先、
「柱のいたる箇所が傾いててこれじゃまっすぐ板も貼れないぞ」と大工さんからの案内を受けました。
急遽工程をシフトし躯体の傾きを直す作業へととりかかります。
ジャッキにより部分的に沈んでいた柱をギシギシと音を立てながら1本ずつ慎重に直していきました。
新築のように基礎→柱→屋根と下から積みあがていく工法ではなく、柱は既に梁と組まれていることに加え屋根は瓦の荷重がかかっている状態です。
どんな大工さんでもできる技術でないことに感謝と敬意の気持ちが募ります。
概ね柱の傾きの修繕が完了したところで3×10板と呼ばれる大きな外壁下地材を2人がかりで構造柱へ打ち付けていきます。
外壁下地に伴い新規のサッシもはめ込んでいきます。
床組についても当初予定をしていなかった束・大引きの交換も行っていきました。
徐々に建物の輪郭を取り戻していきます。しかし見た目は解体する必要があったのかと疑問に思うほどに代わり映えのしない地味な作業です。
ですがここでの手間が最終の変貌に大きく影響する一番大切な工程となります。
まだまだ続く大工工事をお楽しみに!!
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